上田久美子さんは元宝塚の演出家で2022年に退団されました。
演出助手やタカラジェンヌに対してパワハラをしていたのではないかと疑惑がかけられています。
当時は稽古場などでは非常に厳しく、緊張感が漂う空気であったようですね。
その厳しかった上田久美子さんの退団理由やサイコパスな一面をもっていると噂されている事とは。。。
気になりましたので調べていきたいと思います。
上田久美子のプロフィール

上田久美子さんのプロフィールをご紹介します。
名前:上田久美子(うえだ・くみこ)
生年月日:1979年4月12日 44歳(2023年11月現在)
出身地:奈良県天理市
学歴:京都大学 文学部 フランス文学卒業
転系をする前に美学見術史を専攻
職歴:2年間製薬会社の事務職に勤務
2006年:宝塚歌劇団に演出助手として入団
2022年3月末:宝塚歌劇団を退団
宝塚歌劇団での代表的な作品



2013年:「月雲の皇子ー衣通姫伝説よりー」で演出家としてデビュー
2014年:「翼ある人びとーブラームスとクララ・シューマン」で高い評価を得る。
2015年:「星逢一夜」で宝塚大劇場でデビュー
同作品で読売演劇大賞、優秀演出家賞を受賞する
上田久美子さんの演出の舞台はファンの間では大人気のようで大劇場デビューした「星逢一夜(ほしあいひとよ」が号泣するほど素晴らしい舞台だったようです。
上田久美子の退団理由は?
それでは上田久美子さんが宝塚歌劇団を退団した理由な何だったのでしょうか。。。
学び直したい思いから
上田久美子さんの退団の理由1つ目は「学び直し」がしたいといったことのようです↓
長い人生、どこかで学び直しが必要だということで退団し、フランスの公共劇場への留学も控えていますから、今は宝塚で身につけたものの延長線上であれこれやらないほうが良い、と。
SPICEより引用
宝塚では約10年間は必死にやってきたようですが数年前からこのままでいいのか?今の時代、世界を軸に考えた時に「自分の内側にある本当にやりたいこと」を形にしたいとだんだんと思いが強くなったようです。
上田さんはタイミンがよかったようで文化庁の海外研修で1年間フランスで学ぶチャンスが恵まれたようです。
商品化される風潮
上田久美子さんは退団した理由のひとつに宝塚は商品化されているようなシステムにご本人は違和感を感じるようになったようでこのように語っています↓
「デジタルが発達して、ナマの人間関係はますます築きにくくなった。代わりに『推し』を作って、仮想の関係をコンテンツとして消費している。芸ではなく、関係性が商品化される風潮は不健全で、何とかそれに抵抗したい。宝塚のスターシステムは、非常にうまくできていて、だからこそ、その中に居続けることはできなかったんです」
AERA dotより引用
上田さんは仮想のキャラクターでの演出ではなく「リアルな人間」の舞台を作りたいのではないかと筆者は思いました。
宝塚のために尽くしてきた
演出家として上田さんは何よりも「宝塚のために」が優先で自分のやりたい事は二の次だったようです↓
自分の作品は氷山の一角。
BOOKOUTジャーナルより引用
“宝塚のために”
それが何よりも大切
宝塚に入団したきっかけは熱烈な宝塚ファンではなく舞台の演出の仕事がしたいという思いから演出の世界に飛び込んでいったようですね。
「この東京砂漠にこれ以上いたら遭難してしまう!! そんな思いが蓄積したときなんです。
BOOKOUTジャーナルより引用
宝塚歌劇団の演出助手の求人を知り願書を出したのは。正直に言ってしまうと“夢を追い求めて”というより“転職がしたい”、後者の思いのほうが当時は強かったんですよ(笑)」
パワハラが原因
退団した理由にパワハラ疑惑が浮上していることです。
上田久美子さんは宝塚内では非常に厳しいということは有名でした。
現在、自殺や先輩たちのいじめが問題になっているので上田さんの厳しい態度が注目を浴びてしまったのでしょうか。。。
上田久美子さんが作りあげる脚本や演出、世界観が大好きなファンが多いのも事実です。
なのでパワハラと言われてしまうことはファンの間では悪い意味ではなく「あれだけの素晴らしい演出なら稽古が厳しいのは当たり前」と思っているのではないでしょうか。
はっきりと単純化した理由ではない
最後に退団した理由は「ひとことでははっきり言えない」ということです。。
「これが理由とはっきり単純化はできないんですけど。。
読売Onlineより引用
宝塚ではやりきったように思いますね。
次は今までの経験を活かして次のステップで挑戦したいと思っていたのではないでしょうか。
サイコパスな一面をもつ演出家と宝塚で噂!
上田久美子さんは週刊誌で「サイコパス」ではないかとささやかれています。
どうなのでしょうか?
「上田久美子先生です。劇団員から陰で『サイコパス』と囁かれていました」(演劇関係者)
— キャットウォーカーズ (@cat_walkers) November 9, 2023
宝塚歌劇団がひた隠す 演出家のい“壮絶パワハラ”(週刊文春) https://t.co/KHvRW4xoys
京大文学部フランス文学科出身の「(典型的)自称・変人」脚本演出家上田久美子氏が、
— MILOS (@MILOSCOSMOS) November 11, 2023
その仕事仲間からは「他称・サイコパス」と呼ばれていたという
身も蓋もなき弁護士介入と慰謝料支払い済みウエクミ案件について。
(参考)https://t.co/usFeSh1bw3
サイコパスとは?
ではそのサイコパスの意味を調べてみました。
- 自信にあふれ、魅力的に見える
- 他人に対して共感する気持ちが持てない
- 人を支配する
- 平然と嘘をつく
- 衝動的に行動する
- 他人を責める
- 無責任である
- 自己中心的である
- 良心が欠如している
- 恐怖や不安を感じない
どうでしょうか。。。
伝統のある宝塚の演出家として自分の心を押し殺して、「宝塚のため」「お客様やファンのため」に尽くされていたのではないかと思います。
もちろんあまりにもやり過ぎはいけませんが。。。

厳しい演出家といったら蜷川幸雄さんがいらっしゃいますよね。
怒鳴られて育てられた名役は沢山いますね。
灰皿が飛んできたエピソードもあるほど。。。
ファンからは惜しむ声
宝塚の熱狂的なファンからは退団した事にショックを受けているようでした。
【宝塚アン⠀花のみち店】
— 宝塚アン (@takarazuka_an) April 8, 2022
昨日届いた演出家上田久美子先生の宝塚退団のニュース
スタッフは翼ある人びとや星逢一夜、神々の土地が大好きで何度も何度も繰り返し観ていました
寂しいけれど、宝塚ではできないだろう先生の作品が外の世界で生まれる日を楽しみにしています❗ pic.twitter.com/A4gtSEekn0
宝塚歌劇は上田久美子先生を退団させてしまったことを後悔するべき。才能のある人を引き留めるのも劇団の仕事やろ。
— はらぺこ忍者 (@harapeconinja) November 5, 2023
上田久美子先生の退団公演でもあったんだな、今思えば。美学が詰め込まれてる。
— ヅカ好き書店員 (@cIcy0ITLmwBm42z) July 17, 2022
上田久美子さんの演出した舞台は非常に面白くてファンの間ではとても人気があったとわかりますね。



筆者も観てみたいと思いました(遅いですね。。)
元宝塚ジェンヌからも惜しむ声
退団にあたり、元宝塚・星組の十碧れいや(とあ・れいや)さんと雪組男役の蓮城まこと(れんじょう・まこと)さんがXで語っています
上田久美子先生が、、、
— 十碧れいや (@reiya_toa) April 7, 2022
宝塚歌劇団の演出家を退団!?
初舞台の時、
くーみんが演出助手で右も左もわからぬ私たちは何でもかんでもくーみんに聞きに行っていたな。。
くーみんの作品は繊細で心にスッと入ってくる。大好きなんです。
また見られますように🙏🏻✨✨ https://t.co/FslXxWHAbP
上田久美子先生が
— 蓮城まこと (@makotorenjo) April 8, 2022
宝塚退団されたと聞きました!
『星逢一夜』はとても大好きで
LAにもBluRayを持っていったくらいです☺️
海外で学ばれるという事で、
いつか海外で学んだ同士お話出来る機会があれば良いな🥰#上田久美子 先生#星逢一夜#留学
元宝塚のスターたちも上田久美子さんの事を慕っていたことがわかりますね。
退団してしまった事に驚きとショックもあったのではないでしょうか。




まとめ
元宝塚劇団の演出家・上田久美子さんの退団した理由について調べてみました。
パワハラやサイコパスといった言葉が飛び交っていますが演出家といった職業柄、厳しい指導、言葉があるのは当たり前と言っては言い過ぎかもしれませんが、そのくらい真剣だったと筆者は感じました。
もちろん言い過ぎや、やり過ぎはよくありませんが。。
上田久美子さん、そして宝塚歌劇団のこれからのご活躍を応援しております。