今年も夏の高校野球が始まりました。
高校野球のトレードマークである「坊主」姿の球児が年々少しずつ減少してきているようです。
坊主が嫌で野球部に入る生徒も少なくないようで、私達が知らないところで深刻な問題となっている高校もあるようです。
2023年夏の甲子園の出場高校で坊主でない高校は7校あり少しずつ増えてきているような印象です。
皆さん一人一人個性が出ていて生き生きとプレイを楽しんでいるようにおもいます。
甲子園の出場した坊主ではない7校をご紹介したいと思います。
髪を伸ばしている学校が増えてきている

今年も夏の甲子園が始まりましたね。
甲子園球児=坊主(丸刈り)といった印象は皆さんも強いのではないかと思います。
上の写真を見たいただくとわかるように年々坊主から髪を伸ばしている高校が増えているようです。
特に印象的なのが神奈川県代表の慶應義塾高等学校でほとんどの選手が髪を伸ばして皆さん清潔感があって個性があり一人一人輝いているように見えます。
時代の変化の応じて高校野球のあり方を見直す時代がきたのかもしれませんね。
髪を伸ばしてもよい高校の監督は野球を通じて高校生なりに自分で考える習慣を身につけてほしいようです。
日本高校野球連盟などが6月に発表した、加盟校(3818校)を対象に5年に1度行う実態調査によると、約4分の3がスポーツ刈りや長髪を認めていると回答した。一方、丸刈りと決めているのは1000校で、5年前の前回調査から2000校以上減少した。
毎日新聞より引用
2023年現在、日本高校野球連盟の加盟校3,818校のうち丸刈り(坊主)と決めているのは1,000校で5年前の2018年の調査から2,000校以上減少したようです。
それでは今年の夏の甲子園で坊主でない高校7校をご紹介したいと思います。
【甲子園2023夏】高校野球で坊主じゃない高校は7校!
2023年夏の甲子園の出場高校で坊主ではない高校は7校あります。
その7校をご紹介したいと思います。
①英明高等学校(香川県)



右側の画像を見ると坊主でない選手が多い印象ですね。
監督は香川智彦(かがわ・ともひこ)

英明高等学校は2022年春夏連続出場の強豪校です。
監督は香川純平さんで2019年父親の香川智彦さんの跡を継いで就任しました。
2022年秋の四国大会では王者となり、監督に就任して初の甲子園出場となります。
英明高校野球部は2018年に野球部内の頭髪ルールを拘束と同一化したそうです。
②クラーク国際記念高校(北海道)


上の画像を見るとクラーク国際記念高等学校・野球部の皆さんは髪が伸びている選手が多いですね。
監督は佐々木啓司(ささき・けいじ)

国際クラーク高等学校野球部の監督は佐々木啓司監督で42年の指導歴を誇る大ベテランです。
2014年にクラーク記念国際高校の監督に就任しました。
創部3年めの2016年に夏の甲子園へ初出場し、その後2年連続で北海道大会準優勝、今年の夏の代替大会でも優勝と常勝軍団と野球部にと成長させました。
ルールは決めなく自主的に丸刈り
クラーク記念国際高校の野球部では特いルールを決めていたわけでもなく、部員たちが自主的に丸刈りにしていたそうです。
遅かれ早かれ、引退すればみんな普通の髪型にするのにな。
そう思った佐々木監督は部員の髪が伸びてきたところを見計らい
と部員に告げたそうです。
伸びてきた髪はクラーク出身の美容師である教え子に出張してもらい選手たちの髪型を整えてもらったそうです。
「大学や社会人の野球は丸刈りではない。格好いいことをしたいと思うのは普通のこと」
と髪型以外に練習方法なども選手のためにどのような意味があるのかこらからも考えて行きたいと語っています。
③慶應義塾高等学校(神奈川県)

慶應義塾高等学校・野球部は1948年に高等学校開設とともに創部し歴史のある野球部です。

部員の皆さんは髪を伸ばしていますね。

元プロ野球選手の清原和博さんの次男・清原勝治児さんが今年の甲子園で活躍しています。
監督は森林貴彦(もりばやし・たかひこ)

森林貴彦監督は2015年から慶應義塾高等学校・野球部の監督に就任しました。
2002年から慶応義塾幼稚舎(小学校)の教員なり、現在は幼稚舎と野球部の二刀流で頑張られていらっしゃいます。
監督に就任してから2018年春夏、2023年春と3回の甲子園出場を誇っています。
坊主は強制していない
慶應義塾高校・野球部では坊主は強制していませんし、本人が「そうしたい」と意志があるのであれば尊重するそうです。
部員は約100名いますがその中でも坊主頭は若干名のようです。
まったくの自由ではない
髪型もまったくの自由ではなく、前髪が目にかかってボールが見えにくい状態や投げたあと直ぐに帽子が取れてしまったりと、プレーに影響を及ぼす長髪は森林監督の判断で禁止しているそうです。
野球はそもそもスポーツであり、基本的には楽しむであって坊主にしなければならないという強制はおかしい
と創部されてからの現在も慶應の歴史を引き継いでいます。
④土浦日大高等学校(茨城県)


土浦日大高等学校は1963年に日本大学の系列付属高校学校として設立、翌年の1964年に初代鈴木昭生監督によって硬式野球部が創部されました。
監督は小菅勲(こすげ・いさお)

小菅勲監督は2016年土浦日大高等学校・野球部の監督に就任されました。
2016年から伸ばしてもOK
「僕がきてからは、(髪の毛を)伸ばしてもいいよ、って言ってるんです。いろんな頭の形をしている選手がいるし、ハゲのある子だっていますしね(笑)。でも、うちも伝統校ですから、高校野球はこういうもんだって、坊主にする選手が多かった。坊主が好きなやつもいるんですよ。今の3年生くらいからですね、ちょっと伸ばす子が出てきたのは」
2018年文春オンラインより引用
もう7年くらい前から髪を伸ばしてもOKだったんですね。
知りませんでした。。。
⑤花巻東高等学校(岩手県)

花巻東高等学校・野球部は1953年に創部したチームで数々のプロ野球選手を輩出してきました。
代表の選手でアメリカメジャーリーグで活躍中の大谷翔平さんがいます。

監督は佐々木洋(ささき・ひろし)

花巻東高校の監督は佐々木洋さんです。
佐々木洋監督は
髪型は自由。
「伝統だから」と安易に続けるのではなく、意味や意義を考えて欲しい
という監督の強い思いがあるようです。
選手たちもコーチの思いを尊重し
言われたことだけをやっても勝てない。
自分たちで髪型を考えれば個人の責任も生まれ、それが野球にもつながると思う。
と語っています。
素晴らしい選手たちですね。
⑥浜松開誠館高等学校(静岡県)


浜松開成館高等学校・野球部は今年初の甲子園出場となり、創部26年目にして夢を掴みました。
監督は佐野心(さの・こころ)

佐野心監督は2017年から浜松開成館・野球部の監督に就任しました。
浜松開成館高校・野球部が髪型を自由にしたのは現在の3年生が2年生に進級する時でした。
野球部の目標は「個性を生かすチームカラー」に合わせて頭髪ルールも見直しをしたそうです。
佐野心監督は↓
「別に大それたことでもない。拘束を守る髪型なら問題ない。格好で野球をやるわけではない」
と語っています。
それに対し吉松礼翔主将(3年生)は
「強制されることなく、自由にやらせてもらっている。そのぶん野球にしっかり取り組まないといけない気持ちになりました。」
と一層責任感が増し、チームの強さも増してきていることでしょう。
⑦立命館宇治高等学校(京都府)


立命館高等学校・野球部は1968年に創部された伝統校で今回の甲子園は4年ぶりで4回目の出場を決めました。
監督は里井祥吾(さとい・しょうご)

立命館宇治高等学校も昨年の秋に丸刈りをやめました。
全国レベルのアメリカン・フットボール部やサッカー部の部員たちが髪を伸ばしている姿を見て
「学校の雰囲気からしても、同じような感じのほうがいいと思った。」
と語っています。
一部の部員から「丸刈りのほうが楽でいい」という保守的な意見もありましたがやめることにしました。
モデルとなるヘアスタイルを作った
部員たちはどこまで伸ばしていいのか、どのようなヘアスタイルがいいのか当時は丸刈り以外のスタイルがわからない部員たちに監督は部員の一人がモデルとなるヘアスタイルを作り基準を設けました。
部員たちは
「自律というか、自分で考えてやろうという気持ちが強くなった」
「高校生になってから伸ばせるのはうれしい」
と語っていました。
ここで紹介した高校は自主性を育てるところが共通な考えだとわかりましたね。
監督のいわれるがままより「自分で考えて行動する力」が高校野球にも必要な時代が来たようでね。
イケメン球児でかっこいい!
坊主でない高校7校のイケメンの選手をご紹介したいと思います。
英明高校・寿賀弘都(すが・ひろと)

英明高校の寿賀弘都さんは勝負強いバッティングを魅せてくれる攻撃の軸となる選手です。
X(ツイッター)での声
Xでの声を集めました。↓



日焼けした爽やかなイケメンですね!
クラーク国際記念高校・新岡歩輝(にいおか・あゆき)

クラーク国際記念高校の新岡歩輝さんは右腕のエースでカーブ、スライダー、フォーク、シンカーなど多くの変化球を持ち、投げ方も多才な選手です。
X(ツイッター)での声



めっちゃ格好いいっと人気者ですね!
慶應義塾高等学校・丸田湊斗(まるた・みなと)

慶應義塾高等学校の丸田湊斗さんの特徴は俊足で果敢な走塁が持ち味の選手です。
「端正な顔立ち、慶應のプリンス」と呼ばれていて、人気急上昇中です。
野球選手で色白のスレンダーなんて今まで見たことないですね。。。
X(ツイッター)での声





この7校の中でめちゃめちゃ人気があるのが慶応ボーイの丸田湊斗選手ですね。。
足も早いしレベルも高すぎて何も言うことありませんね!
土浦日大高等学校・藤本士生(ふじもと・しせい)

土浦日大高等学校の藤本士生さんです。
サウスポーのエースで身長が180cmと長身でイケメンです。
X(ツイッター)での声



「かっこよすぎる」「名前もかっこよすぎる」など人気ですね!
花巻東高等学校・佐々木麟太郎(ささき・りんたろう)

花巻東高等の佐々木麟太郎は100kgの体重でありながら、スイングスピードや打球の速さと飛距離は圧倒的でスカウト陣が注目している選手です。
髪型も今風でかっこいいですね。
父親は監督の佐々木洋監督です。↓

X(ツイッター)での声
佐々木麟太郎選手のみんなの声です↓



父親が佐々木洋監督なので、しっかりとした受け答えができる将来有望な選手ですね!
浜松開誠館高等学校・吉松礼翔(よしまつ・れいしょう)

浜松開成館高等学校の吉松礼翔選手は野球部主将を務めていて選手全員を引っ張る重要な役割ですね。
「甲子園という夢の舞台で野球ができる喜びと感謝の気持ちを忘れずに全力でプレーします」と話しています。
なかなかのイケメンでございますね。
X(ツイッター)での声



イケメンの声が集まっていますね。
立命館宇治高等学校・十川奨己(とがわ・しょうき)

立命館宇治高等学校の十川奨己さんは身長195cmと超大型ピッチャーで2023年甲子園出場する選手で一番の高身長です。
背も高くてイケメンなこれから期待される選手です。
X(ツイッター)での声





ダルビッシュに迫る投手になる要素は充分にあるようですね。
まだ2年生なのに落ち着きがある。。。来年も楽しみですね!

まとめ
いかがでしたか。
2023年夏の甲子園で坊主でない出場高校は7校!イケメンで話題!を紹介しました。
まだまだ厚い熱戦が続きますね。
熱中症に気おつけて活躍をお祈りしております!